予防接種を受けるときの注意(4~6ヶ月)
予防接種を受ける前、受けるときの注意について。
一番は、赤ちゃんの体調が良いときに受けるということです。
そんなの当然と思われるかもしれませんが、ちょっとぐずっていたが病院に行ってみたら熱があったとか、熱はないけどとにかく機嫌が悪くて注射どころか先生の顔を見ただけで大泣きとか、よくあることです。
予防接種を受けるのは赤ちゃん本人ですから、病院に行く前の検温はもちろん、赤ちゃんの様子をよく観察しましょう。
予防接種ごとの注意点を挙げてみます。
まず三種混合。
皮下注射ですからお母さんも緊張するかと思いますが、動かないように赤ちゃんが不安にならないように、脇から反対側の手まで抱え込むようにしてしっかり抱っこしましょう。
注射の後、5分くらいもんであげます。
赤みが出たり腫れたりすることがあるのですが、自然と消えます。
パンパンに腫れて痛がるようなら接種した病院で受診しましょう。
BCGは、スタンプ注射です。
大人になってもまだ二の腕に跡が残っていますよね。
このスタンプ、結構ガッツリ押すんです。
赤ちゃんのぷよぷよした二の腕にギューッと食い込むので、思わず引いた記憶があります(笑)しっかり抱っこしてあげてくださいね。
接種した箇所はしばらく乾かさないといけないのもしんどいところ。
びっくりして大泣きする子や周りにつられて泣く子、早く外に出たいのに腕を固定されるのが嫌で泣く子もいます。我慢我慢!
ポリオは我慢もですが事前の準備が必要です。
ポリオは生ワクチン。
飲んで接種するので、誤って吐くのを防止するため、接種前の飲食は出来るだけ避けなければなりません。
接種した後も30分は何も飲むことが出来ないです。
保健所まで行く時間と接種、接種後の30分を計算して、母乳や離乳食を済ませないと「お腹空いた~」と大泣きするはめになります。
会場での待ち時間30分、頑張って耐えましょう。
脅すつもりはありませんが、こうした大変さを事前に知っておくことでお母さんの肝が据わるのではないかと思います。
通過儀礼だと思ってどんと構えてくださいね!