かかりつけ医を持つ(4~6ヶ月)
よほど丈夫な子でない限り、赤ちゃんと病院は切っても切れない仲です。
予防接種はもちろん、健診、風邪などでとにかく頻繁に病院に通うことになります。
初めての育児では、赤ちゃんがどんな病気にかかるかすらよく分からないでしょう。
例えば突発性発疹なんて、名前すら聞いたことがなかったお母さんは多いと思います。
例え本で読んだりして知っていたとしても、実際に高熱を出している赤ちゃんを目の前にしたら?
対処方法はいろいろありますが、赤ちゃんは容態が急変することもよくあるので、ちょっとでもおかしいな、いつもと違うなと思ったら小児科に連れて行って良いと思います。
そこで大事にしたいのが、かかりつけのお医者さんです。
大人でもそうですが、やはり同じ病院、医師に診てもらう方が安心ですよね。
最大のメリットはカルテが残ること、先生とコミュニケーションを取り易くなり育児相談がし易くなることです。
先生もよほど大きな大学病院で無い限り、よく診察する赤ちゃんのことは覚えていてくれるものです。
通う内に、熱の出しやすい子、鼻が弱い子、咳が長く続く子など、流行の風邪以外でもその赤ちゃんによって罹りやすい部位の傾向などが見えてきます。
分かりやすいのは薬の処方です。
かかりつけ医なら、この子はお腹が弱い子だからと風邪薬の他に整腸剤も一緒に出してくれるでしょう。
抗生剤の相性を判断したり、鼻がいつまでも残るから鼻薬は多めに、なども考えてくれるはずです。
もし、そういった配慮ができない医師なら、病院を変えることをオススメします。
信頼できる病院を見つけるのはなかなか大変なことですね。
引越しが多い転勤族では尚更でしょう。でも、諦めずに頑張って探してください。
かかりつけ医を持つことは、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても「安心」を持つということ、病気や育児に対するストレスを一つ減らすことになるのですから。